libido:Fシリーズ再始動!
Fから始まる2つで1つの物語。
2021年から2022年にかけて、libido:の本拠地・松戸に構えた”F号室”にて3本の作品を上演。
メンバーの俳優3名が持ち込んだ題材を、それぞれ一人芝居として立ち上げる”Fシリーズ”を展開しました。
———2024年。ふたりの俳優、ひとつの脚本、をそれぞれの一人芝居に…入口と出口を導き出す。
ーどうかkappaと発音してくださいー
theater apartment complex libido:F
河童-kappa
原作:芥川龍之介「河童」
構成・出演:大橋悠太・緒方壮哉
▶︎あらすじ
これはある精神病院の患者、――第二十三号が誰にでもしゃべる話である。
…
――僕はこの話を終わった時の彼の顔色を覚えている。
彼は最後に身を起すが早いか、たちまち拳骨をふりまわしながら、誰にでもこう怒鳴りつけるであろう。
「出て行け! この悪党めが! 貴様も莫迦な、嫉妬深い、猥褻な、図々しい、うぬ惚れきった、残酷な、虫の善い動物なんだろう。
出て行け! この悪党めが!」
芥川龍之介が晩年に執筆した作品。
とある穴に落ちた男が語る摩訶不思議な世界の物語は、はたして現実なのか妄想なのか…。
▶︎公演日程
2024年10月11日(金)〜13日(日)
全8ステージ
11日(金) 16:00/19:00
12日(土) 13:00/16:00/19:00
13日(日) 13:00/16:00/19:00
※今作品『河童-kappa』は上演形式を「一人芝居」としていますが、
作品意図や構成の性質上により全ステージに大橋悠太・緒方壮哉が出演いたします。
▶︎チケット
全席自由席
一般 3500円/遠方割 3000円※
高校生以下 1000円(一律)
当日券 各500円増
※遠方割は千葉県以外にお住まいの方対象。受付で証明書をご提示ください。
▶︎ご予約
一般・遠方割・高校生以下:当日精算> カルテット・オンラインご予約ページ
※ご予約は下記お問い合わせからもお受けいたします。
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▶︎お問い合わせ先
Mail:info@tac-libido.org
*F号室について
libido:が事務所を構えるせんぱく工舎1階の一番奥の部屋。2020年、4ヶ月かけて小さなアトリエを作りました。
F号室の「F」は元々1階テナントの部屋番号。
偶然にも出会った「F」と言う記号に魅了され、そのまま残してアトリエ名にしました。
現在はlibido:の公演をはじめ、多様なアーティストやクリエイターと、展示会・イベント・ワークショップなど、
緩やかに横断しながら地域に開いた場としても活用しています。
*せんぱく工舎について
「せんぱく工舎」は、昭和35年に建てられた神戸船舶装備株式会社の社宅を改装したクリエイティブ・スペースです。
1階は地域に開かれたショップやカフェ、バルとして、2階はアーティストや作家さんのアトリエなどに使われています。
毎月月末最終土曜日に、オープンアトリエやお店の営業、イベントなどを行うオープンデイを開催しています。
クレジット
構成・出演:大橋悠太・緒方壮哉
照明:松田桂一
宣伝美術:加藤春日
協力:せんぱく工舎
企画制作・主催:theater apartment complex libido: