松戸のたからもの 松戸市の美術コレクション 関連イベント
いたくら かなえ すみこ
libido:板倉鼎/須美子
原案| 『板倉鼎・須美子書簡集』
(川崎キヌ子監修、田中典子編集、2020年松戸市教育委員会発行)
松戸市生まれの演出家・岩澤哲野が代表を務める
theater apartment complex libido:が、松戸ゆかりの俳優・アーティストと共に
洋画家・板倉鼎(いたくら かなえ)と須美子(すみこ)が残した絵と手紙から朗読劇を上演します。
期間|2022年9月24日(土)・25日(日) 全4ステージ
会場|森のホール21(松戸市文化会館)地下1階「森のスタジオ」
料金|無料
演出|岩澤哲野
出演|石原朋香 松﨑義邦(東京デスロック)
ドラマトゥルク|緒方壮哉
空間美術|久芳真純
制作|大蔵麻月
協力|東京デスロック、せんぱく工舎、omusibi不動産、八澤季実、板垣大地
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今年の「松戸の作家の紹介講座」には、
松戸生まれの気鋭の演出家、岩澤哲野(いわさわてつや)氏をお迎えします。
岩澤氏が代表を務める theater apartment complex libido:(シアター アパートメント コンプレックス リビドー)によって、
1920年代のパリに生きた松戸ゆかりの画家、板倉鼎と須美子の姿がよみがえります。
▶︎作品解説
板倉鼎(1901-29)・須美子(1908-34)は、昭和初年に若くして世を去った画家の夫妻です。
ふたりの画業は没後100年近くを経た今もなお輝きを失っていません。
松戸に育った鼎は、東京美術学校(現東京藝術大学)卒業の翌年、
ロシア文学者昇曙夢(のぼり しょむ)の長女・須美子と出会って結婚します。
須美子は17歳、文化学院を卒業したばかりでした。
1926年、新婚まもないふたりはエコール・ド・パリの画家たちがしのぎを削っていたパリに留学します。
翌年須美子も油絵を始め、ふたりは多くのすぐれた作品を残します。
ところが洋々たる前途が開けつつあった1929年、鼎は突然敗血症に倒れ、28歳の若さで客死。
須美子もまた、帰国後に結核のため25年の生涯を閉じました。
本公演は、パリから松戸の家族に書き送られたふたりの手紙を松戸市教育委員会が編集・刊行した
『板倉鼎・須美子書簡集』をtheater apartment complex libido:が翻案したオリジナル作品です。
短くも濃密なふたりの生涯にふれていただく機会となれば幸いです。
▶︎公演日程
2022年9月24日(土)・25日(日)
全4ステージ
24日(土) 12:00/17:00
25日(日) 12:00/17:00
※受付・開場は開演の30分前です。
※上演時間は約60分、各回アフタートーク約30分を予定。
終演後に休憩・換気を挟みますので、参加はご自由にお選び頂けます。
▶︎ご予約
ご予約受付中!
料金|無料
ご予約方法
9月12日(月)までに、ちば電子申請サービス(下記URLより・登録不要!)
またはFAX(047-384-8194)で、
希望公演日と開始時間、参加者全員の住所・氏名・電話番号
を記入のうえお申込みください。
申し込み多数の場合は抽選します。
結果は、9月16日(金)までに通知します。
ちば電子申請サービスはコチラから
▶︎会場
〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀646番地の4
〔アクセス〕
新京成線「八柱駅」南口・JR武蔵野線「新八柱駅」下車後、
徒歩約15分またはバス
(新京成バス3番のりば 小金原団地循環・バス案内所行、
または新松戸駅行 約5分 「森のホール21・公園中央口」下車、地下道通って徒歩約2分)
※ご不明な点は、森のホール21(松戸市文化会館)TEL 047-384-5050 までお問い合わせください。
※森のホール21駐車場は大変混雑いたしますので、なるべく電車・バスをご利用ください。
※自転車及び二輪車でお越しのお客様は駐輪場を御利用ください。
森のホール21アクセス詳細はコチラから
▶︎お問い合わせ先
松戸市教育委員会文化財保存活用課
TEL 047-382-5570(平日8:30~17:00)
FAX 047-384-8194
E-mail mcbunkazai@city.matsudo.chiba.jp
おことわり
新型コロナウイルスの感染状況等により、
開催を中止または開催方法や定員を変更することがあります。
▶︎展覧会情報
松戸のたからもの 松戸市の美術コレクション(板倉鼎・須美子の作品を公開!)
会期:2022年9月23日(金・祝) ~ 11月6日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
松戸市立博物館企画展示室
休館日:毎週月曜日(10月10日は開館し、11日休館)、10月28日(金)
観覧料 :一般310円
主催|松戸市教育委員会
後援|JOBANアートライン協議会
助成|自治総合センター、公益財団法人朝日新聞文化財団